韓国の各航空会社では、リチウム電池を内蔵したモバイルバッテリーの使用および持ち込みに関する安全規制が相次いで強化されています。チェジュ航空は2026年1月22日より、全便において機内でのモバイルバッテリーの使用を全面的に禁止する措置を実施。また、モバイルバッテリーを使用してスマートフォンやタブレット、ノートパソコン、カメラなどの電子機器を機内で充電する行為も禁止されます。続けて23日に、韓進グループ傘下の大韓航空、アシアナ航空、ジンエアー、エアプサン、エアソウルでも「1月26日より、機内でのモバイルバッテリーの使用を全面禁止する」と発表。国内線、国際線問わず全便が対象となります。
モバイルバッテリーの機内持ち込み自体は可能ですが、「機内持ち込み規定」に定められた容量・個数制限(100ワット時以下、1人5個まで)を遵守する必要があります。加えて、ショート(短絡)防止のため、バッテリー端子にテープを貼る、1つずつビニール袋や個別ポーチに入れて保管するなどの措置が義務付けられています。機内では、モバイルバッテリーを手元に置くか、座席前のポケットまたは前方座席下に保管することが求められ、頭上の手荷物棚への収納は禁止されています。航空会社の関係者は「安全なフライトのためにやむを得ない措置」と説明しており、乗客に対しては「搭乗前にモバイル機器を十分に充電しておく」などの協力を呼びかけています。
参考元:Jeju Air、KOREAN AIR、聯合ニュース