韓国渡航の事前準備について
韓国行き航空券の準備
韓国行きの航空券は各航空会社や旅行会社の公式サイトから購入できます。また、旅行会社の公式サイトでは現地のホテルやツアープランも併せて予約することも可能です。航空券の価格は時期によって変動し、特に大型連休や夏休み、年末年始には値段が高騰します。往復航空券の相場はオフシーズンが約15~20万円、観光シーズンが約20~22万円です。
購入後は、メールに添付されたeチケット(電子航空券)を空港カウンターにて提示することで搭乗券が発券されます。
航空会社によってはフライトの運航スケジュールが予告なく変更される場合もあるため、運休、減便、臨時便などの詳細は渡航前に各航空会社の公式サイトにてご確認ください。
海外旅行保険の準備
韓国では置き引き、スリ、交通事故などのトラブルに巻き込まれるリスクを想定して、渡航前に海外旅行保険の加入が推奨されています。保険の種類によっては、治療費用、救援者費用、損害賠償、携行品損害、航空機遅延費用など多くの補償を受けることが可能です。
観光中にケガや病気になった際、症状によっては日本への緊急移送が必要とされるケースも少なくありません。その際に発生した高額な医療費や移送費は全て自己負担となるため、特に治療費用を補償する保険への加入が推奨されています。
また、任意加入保険のほかにクレジットカード付帯の海外旅行保険もありますが、補償内容や保険金額が不十分な場合もあるため事前確認が必須です。クレジットカード付帯の保険は、任意加入保険と組み合わせることもできるため補償内容が不安な方はご検討ください。
Q-CODE(検疫情報事前入力)の登録
Q-CODEは韓国渡航で必要な検疫情報をオンラインで登録できるシステムです。登録後に発行されるQRコードを提示することで、入国時の検疫手続きをスムーズに通過できます。新型コロナウイルスの検疫審査を簡略化するために2022年3月から導入されましたが、2023年7月15日より日本の渡航者は提出が不要となりました。また、日本を含むQ-CODEの提示が不要な国や地域から入国する際は、航空機内で配布される健康状態質問書の記入と提出も必要ありません。ただし、指定検疫感染症(コレラ、エボラ、ポリオ、黄熱病など)が蔓延している検疫管理地域から入国する場合は申請が必要なため、他国を経由する際は対象地域を予めご確認ください。