韓国のLCC(格安航空会社)が、日本路線の拡充を相次いで発表。日韓間の旅行需要は年々増加し、韓国国内の主要路線での増便や新規就航の開設が進んでいます。
チェジュ航空は10月26日より、2025年の冬ダイヤに合わせて「ソウル(仁川)-大阪(関西)線」を1日7往復に増便。従来は1日4便でしたが、今回の新規就航により韓日路線を運航する航空会社の中で最多の運航便数を達成しました。また、仁川-大阪線は、日韓を行き来する搭乗者数が最も多い路線の一つとされています。同社は「昨年、チェジュ航空便を利用した日本人客は約47万人だった。そのうち、約3割が関西国際空港から韓国に訪れている」と、大阪線を増便した背景を述べました。
一方、ティーウェイ航空は、12月20日より「済州-福岡線」を新しく開設し、週4往復便で運航する予定です。運航日は火・木・土・日曜日の週4日で、運航スケジュールは火曜日のみ異なります。今回の済州線の開設は、同社にとって2020年1月以来、約6年ぶりの運航再開となります。
両社の動きは、韓日路線の需要がコロナ禍前以上に戻りつつあることを明らかにしています。特に、九州・関西地域は韓国からの訪日客に人気が高く、運航便数の増加が求められているエリアです。今回の新規就航や増便により、日帰り・短期旅行や家族旅行、ビジネスなど多様な需要に対応しやすくなると見られています。
| 便名 | 往路:時間 | 復路:時間 |
| TW227 | 済州発:午前10時 | 福岡着:午前11時10分 ※火曜日は午前11時20分着となります。 |
| TW228 | 福岡発:午後12時20分 | 済州着:午後1時35分 |
※2025年12月20日以降(火・木・土・日曜日)の運航スケジュールです。
※運航スケジュールは変更となる場合があります。詳細はT’way Airの公式ウェブサイトよりご確認ください。
参考元:聯合ニュース11/5・聯合ニュース11/6