韓国・仁川国際空港、自動入国審査ゲートを18か国に拡大 12月1日より試験運用開始

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韓国・仁川国際空港、自動入国審査ゲートを18か国に拡大 12月1日より試験運用開始

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韓国法務部は2025年12月1日より、仁川国際空港における自動出入国審査ゲート(SES)の利用対象国を18か国に拡大しました。既に韓国国民や外国人登録証所持者のほか、ドイツ、台湾、香港、マカオの国民が利用可能でしたが、新たに日本、英国、フランス、イタリア、フィンランド、ポルトガル、チェコ、オランダ、ハンガリー、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、シンガポール、アラブ首長国連邦の14か国が対象国に追加されました。
今回の措置は韓国を訪れる外国人の入国審査の混雑軽減を目的とし、同国法務部は「利用対象国の拡大によって、外国人入国者の約40%が自動出入国審査を利用できるようになった」と報告。続けて「2026年1月に仁川国際空港での試験運営結果を分析し、韓国国内の空港に拡大させるかを検討する」と、今後の方針も明らかにしています。また、今回の拡大に伴いSESの事前登録所も増設され、第1ターミナル入国審査場の西側1か所に加えて東側にも新たに設置されました。さらに、第2ターミナル入国審査場の東側と西側にも登録所が設置されたことで外国人旅行者の利便性が向上しています。
SES(Smart Entry Service)とは、韓国の自動入国審査システムです。空港内の登録センターでパスポートを提示し、指紋のスキャンと顔写真の撮影を行うことで登録が完了します。登録後は、従来の有人カウンターを通さずに自動ゲートで本人確認を行えます。初回登録が必要ですが、パスポートの有効期限内であれば継続して利用可能です。なお、利用可能な時間帯や登録方法は変更される可能性があります。SESの詳細は、仁川空港Hi Koreaの公式ウェブサイトをご確認ください。

参考元:Korea.net在大韓民国日本国大使館Incheon Airport