韓国法務部によると、2025年10月時点で「外国人の滞在者数が過去最多となる約280万人に到達した」と発表。この数字は、コロナ禍以前のピークであった2019年の約252万人を大きく上回る水準です。
従来の観光客が戻ってきたことに加え、就労、留学、季節労働などさまざまな目的で韓国を訪れる外国人の「長期滞在」が大きな割合を占めていることが滞在者数の増加に繋がっています。
このうち、長期滞在者数は約216万人を超え、前年同月比は6.3%の増加。また、観光などによる短期滞在者数は約67万6,000人に上り、前年比は2.7%増加しました。
ビザの種類別では、季節労働を目的とした「E-8」ビザ保持者が約6万5,000人に急増し、前年比で58.7%増加。留学生向けの「D-2」ビザも約22万5,000人に達し、前年比22.1%の増加となりました。また、非専門職就業を対象とする「E-9」ビザによる滞在者の増加も報告されています。
このように、観光のみならず就労や学習を目的とした外国人の韓国滞在が増加していることが浮き彫りとなっています。
国籍別では中国籍の約97万5,000人が最も多く、全体の34.4%を占める結果となりました。これは、2025年9月29日から韓国で導入された、中国人団体観光客向けの「ビザ免除措置(ノービザ入国制度)」の影響とされています。同制度は3人以上の団体旅行客に対して、最長15日間の韓国滞在を認めるもので、特に観光業や小売業、ホテル業の活性化に大きく寄与しています。
一方で、円安の影響により韓国旅行のコストは上昇しているものの、日本からの渡航者数は引き続き堅調です。2024年の来韓日本人客数は前年比39.2%増の約322万人となっています。
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