韓国政府は日韓国交正常化60周年を記念して、2025年6月1日(日)~30日(月)の1か月限定で両国に「日韓専用入国審査台(優先専用レーン)」の設置を発表。日本は羽田空港(第3ターミナル)と福岡空港、韓国はソウルの金浦(キムポ)空港と釜山の金海(キムへ)空港で運用される予定です。日韓専用の入国審査台を利用することで、双方の国民を対象に空港での入国手続きが円滑化されます。
「日韓専用入国審査台(優先専用レーン)」は入国日から遡って1年以内に相手国へ入国した短期滞在者が対象となり、午前9時~午後4時までに到着する航空便で利用可能です。ただし、日本人が利用する場合は事前にオンラインで電子入国申告を行う必要があります。申告方法などの詳細は、法務部出入国外国人政策本部や駐大韓民国日本国大使館のウェブサイトよりご確認ください。また、韓国人が日本を訪問する場合は、「Visit Japan Web」に事前登録を行う必要があります。
今回の取り組みは日韓国交正常化60周年を記念して、両国間の人的交流を促進させ観光やビジネスの利便性向上を図ることが目的です。運用期間は1か月限定ですが、結果によっては今後両国間の出入国手続きの簡素化に期待が寄せられます。
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