韓国の済州(チェジュ)航空は、北海道・函館と韓国・仁川(ソウル)を結ぶ直行便の新規就航を発表しました。2025年6月5日より木曜日と日曜日の週2便で就航し、7月1日以降は火曜日と土曜日の運航が追加され週4便体制になる予定です。この新路線は済州航空と函館市が共に新規就航を積極的に推進したことで実現し、地域の観光振興や国際交流の活性化が期待されています。機材はボーイング737-800型機(174席)を使用し、所要時間は函館発が3時間5分、仁川(ソウル)発が2時間35分です。
済州航空は2005年に設立された韓国のLCC(格安航空会社)で、アジア地域を中心に50都市85の路線を運航。日本では既に東京、大阪、福岡、広島などの主要都市への路線を展開しています。今回の函館の新規就航については「函館は“北海道のヨーロッパ”とも呼ばれる都市で、夏も涼しいためゴルフやハイキングなどの屋外活動に最適な旅行先」と選定理由を述べています。なお、済州航空は今月以降も日本路線を拡大する方針を示しており、広島線や福岡線の増便も実施予定です。
仁川-函館線の運航スケジュール
運航期間：2025年6月5日～2025年10月25日
運航曜日：6月5日～6月30日(木・日曜日)/7月1日～10月25日(火・木・土・日曜日)
| 便名 | 往路：時間 | 復路：時間 |
| 7C1514 | 函館：午後5:20発 | 仁川(ソウル)：午後8:25着 |
| 7C1513 | 仁川(ソウル)：午後1:45発 | 函館：午後4:20着 |
※運航スケジュールは変更となる場合があります。詳細は済州航空の公式ウェブサイトよりご確認ください。