ソウル市が首都圏の地下鉄の初乗り運賃を、150ウォン値上げする調整案の実施を発表。同じく公共統合割引制度を施行する京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)市、韓国鉄道公社(KORAIL)との会議を経て、運賃を現在の1,400ウォンから1,550ウォンに値上げすることで合意しました。ソウル市は計画当初から300ウォンの運賃引き上げを2回に分けて実施する方針を示しており、1回目は2023年10月7日に施行され、2回目は2025年6月28日の始発から開始予定です。ソウル市の財政赤字の深刻化や市民の負担を考慮し、今回の運賃改定が決定しました。
新たな運賃体系では、交通系ICカード「T-money」利用時の初乗り運賃は一般が1,550ウォン、青少年(13~18歳)は900ウォン、子供(6~12歳)は550ウォンとなる見込みです。1回券を購入する場合は、一般と青少年の料金が1,650ウォンとなります。2023年に続けて決定した今回の運賃値上げの実施により、ソウル交通公社の慢性的な赤字改善が期待されています。
地下鉄運賃(2025年6月28日~)
乗客区分 | 交通カード | 1回券 |
一般 (満19歳以上) | 1,550ウォン | 1,650ウォン |
青少年(満13~18歳) | 900ウォン | 1,650ウォン |
子供(満6~12歳) | 550ウォン | 550ウォン |
※料金は変更となる場合があります。詳細はソウル市公式ウェブサイトよりご確認ください。